バス日帰り旅行♪昔の思い出話ですが、あの頃は若かった!

大人になってからの旅は若い時の旅と違った楽しみ方ができます♪ゆったりと夫婦や友人と語り合いながら充実したホリデーを過ごしたいものです。

だーいぶ昔の話ですが、行楽の季節である10月、その時にお付き合いしていた彼氏と一緒に鳥取砂丘の日帰りバス旅行へ出かけました。目的は鳥取砂丘を見ることです。

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日本に砂丘があること自体が不思議だと思っていたため、一度は行ってみたいと思っていました。また砂丘から眺める日本海はどんな光景が広がっているのかも興味津々で、さらにラクダに乗って写真を撮るのも楽しみのひとつでした。二人ともお酒が好きだったので、運転をしなくていいバスを選択しました。

昼食は「砂丘会館」というドライブインでとりました。バス旅行会社が手配してくれていて、到着すると豪華な御膳が用意されていました。和食が中心でお寿司やお刺身など、種類やボリュームもたっぷり。鳥取砂丘へ到着する前の腹ごしらえでしたが、とてもテンションが上がりました。お腹いっぱいで鳥取砂丘へ到着すると、ひたすら砂丘にむかって歩くべし。テレビで見たことのある風紋ができていてキレイでした。砂丘はとにかく風が強く、気候のいい10月でも肌寒く感じました。その日はたまたま鳥取砂丘でプロポーズをするといったイベントが開催されており、テレビ局もきていました。多くの観光客の注目の的で、見ているだけで微笑ましい気持ちになれました。

ここは日本?と思うような、広大な景色が広がっていました。特別何をするわけでもありませんが、砂丘という土地に足を踏み入れたことだけで興奮しました。なかには「サンドボード」といって、スノーボードのように砂の上をすべるスポーツを楽しんでいる人もいました。転んでも痛くなさそうなので、とても興味深かったです。またパラグライダーをしている集団もいました。何もない砂丘だからこそ、自由きままに遊べるのだなと感じたものです。

彼氏と二人でラクダに乗ったのも楽しかったです。乗ると視線が高く、とても不思議な感覚でした。まわりの人の注目を浴びるので、少し恥ずかしかったです。砂丘で雄大な日本海を眺めることもでき、とっても気持ちのいい時間を過ごすことができました。

意外と歩くので体力を使います。そして特にアクティビティなどをしなければ、やることが尽きてしまいます。集合時間まで時間があったため、お土産を買いに行きました。鳥取砂丘にお買い物処があります。特産品をはじめ、お酒やスイーツなどさまざまな商品が並んでいました。お土産を買う楽しみを持てるのも旅の醍醐味です。

鳥取までの道のりは少々険しく、バス酔いをしてしまいました。自分の車であれば、停車して休むなどできるのですがバスは団体行動です。バス酔いしてしまったことを添乗員さんにも言えず、酔い止めの薬を飲んで一人戦っていました。めったに酔うことがないので大丈夫だと思い込んでいたのが間違いでした。バスに乗る前から酔い止めの薬を飲んでおけばよかった、と後悔しました。

鳥取砂丘の日帰りバス旅行で一番感動したのは、大好きな彼氏と初めて鳥取砂丘の広大な景色を眺められたことです。丘のうえで手をつなぎ「気持ち良いー!」と叫び合いました。この感動は土地に足を踏み入れなければ、味わうことができない感情です。こんなところでプロポーズなんてされたら…と淡い期待をしましたが、そんなロマンティックなことはなかったです。まだ当時20代前半です。2人だけの時間を過ごせただけで、とても幸せな時間だったのを覚えています。

帰りに梨が食べられる施設へ立ち寄ったのですが、彼氏が疲れている私を気遣って梨を剥いでくれました。ふだんは人任せな彼氏だったので、やさしさに触れることもでき感動した一コマでした。で、結局その彼とはお別れすることになったのですが、故郷に帰って結婚して、良いパパになったらしい、と風のうわさで聞きました・・。お互い幸せ、ということで(笑)

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