春に宮城・岩手方面を旅行しました。夫が歴史好きで、以前から松島や平泉に興味があり、いつか行ってみたいとずっと話していたことがきっかけです。
東北は初めてだったので、事前に観光スポットを調べたり計画を立てたりしました。松島、平泉訪問以外にもグルメも楽しみで、塩釜の寿司や岩手のわんこそばをいただくことも予定に入れていました。また、ホテル好きということもあり、仙台ウェスティンのステイも楽しみにしていました。
宮城では、日本三景のひとつである松島を訪れました。大小様々な島を臨む風景は大変美しく、さすが日本三景に選ばれるだけあると思いました。あいにくの雨で観光船に乗ることはできなかったことは心残りです。
岩手では、中尊寺、義経堂、毛越寺を訪れました。どちらも美しく静寂で、心が洗われました。お寺自体素敵なのですが、周りの自然にもとても癒されました。
仙台での食事は、名物の牛タンやずんだ餅、笹かま、できたて油揚げなどをいただきました。中でも、塩釜の寿司は最高でした。人生で１番おいしかった寿司と言っても過言ではありません。この寿司のために仙台を再訪する予定がその場ですぐ主人と決まった程です。
また、岩手ではわんこそばで有名な蕎麦屋を訪れました。1人前24杯ですが、女性でもどうにかいける量だと思います。圧巻のお椀の数は、インスタ映えすると思います。
今回は松島、平泉に足を伸ばしたわけですが、いずれも俳人、松尾芭蕉も訪れ名句を残した場所として知られています。特に松尾芭蕉ファンということはありませんでしたが、旅行するにあたって、少し名句の予習をしていきました。その風景で詠んだ俳句がまさに言い得て妙という感じで、とても感動しました。
ほかにも、岩手でお話しした方々が、本当にあたかかく、楽しいかたが多かったです。お話し好きで、楽しい売店の人や受付の人が多く、ついつい色んなことを質問してしまいました。ネットやガイドブックに載っていないことなども聞けたので、旅がより楽しいものとなりました。
日程の１日は、現地の友人が案内してくれたのですが、こちらも忘れがたい思い出です。というのは、ガイドブックなどではポジティブなことしか載っていないことが多いのですが、友人の視点でネガティブなことなども聞くことが出来たこともあり、よりその地が印象的なものとなりました。
最後に、私が一目惚れした仙台のPRキャラクター、むすび丸。おにぎりのような顔と勇ましい服がツボで、グッズを購入したほどです。仙台では工事現場のガードにもなっていて、癒し系のルックスがとても可愛かったです。
特に怖かったこと、困ったことなどトラブルはありませんでしたが、あえて言うならば、レンタカーの車が絶えず音を立てていたのが怖かったです。レンタカー会社に連絡しましたが、原因不明とのこと。さらに走行困難となれば交換してくれるとの対応をしていただきましたが、幸いなことに無事に戻ってこられました。
その時、最初に対応した店員さんは、半信半疑のような表情をしておられ「ああそうでしたか」という感じでしたが、やはり店長さんは対応が違いました。丁重に謝罪していただきました。
宿泊は仙台ウェスティンで、最上階の部屋でしたが眺望も素晴らしく、ラグジュアリーなステイができました。朝食ビュッフェも大変おいしく、３日連泊でも飽きることなくいただけました。１日目は宿泊客がほとんどおらず、リラックスして朝食を楽しみましたが、２日目からは春休みシーズンになり、大変レストランが混雑していました。時間によっては長時間待たないと行けなかったようで大変そうでした。可能であれば平日利用がやっぱりゆったり利用できます。
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